一時帰国中に家電やお土産を免税で買いたい!
そんなあなたへ、この記事では「日本人でも免税でショッピングできる条件」と「必要書類・手続き」について、わかりやすくまとめています。
以前は、何の証明書類も提示せず、パスポートとチケットを見せさえすれば簡単に免税手続きができたのですけれども、2023年以降はそれができなくなっています。

🔎 目次
1. 一時帰国中でも免税で買い物できるの?
結論から言えば、日本国籍の人でも条件を満たせば、免税ショッピングは可能です。
ただし、観光客向けとは異なる条件や証明書類の提示が必要になります。
正直、かなり面倒です💦
2. 免税を受けるための条件(2023年制度改正以降)
日本人が免税対象者となるには、以下の2つの条件を両方満たす必要があります。
- ✅ 非居住者であること
- 日本への入国から6か月未満
- パスポートに入国スタンプがあること(自動化ゲートを使った場合は要申告)
- ✅ 2年以上海外に住んでいることの証明
- 次のいずれかの書類が必要:
- 在留証明(大使館・領事館で取得)
- 戸籍の附票の写し(市区町村役場で取得)
- ※このいずれかを準備するのが大変なんです!!
3. 必要な書類と取得方法
◆ 在留証明の取得方法
- 現地の日本大使館・領事館で発行
- 手数料:550バーツ(約2200円)!(タイの場合)
- 発行日から6か月以内のものが有効
わざわざ日本大使館に行かなければならないのが大変です。基本、平日しか開いていないため、ビジネスマンの方々には時間を作っていくのが大変。
また手数料が550バーツかかるので、ここで渋る人も多いでしょう。日本で高級品を買おうとしている場合でなければ、ここで取得をあきらめてしまう人もいるのでは。
◆ 戸籍の附票の写しの取得方法
- 本籍地の市区町村役場で申請
- マイナンバーカードがあればコンビニで取得可能な自治体も
- 海外住所と居住期間が記載されている必要あり
- 手数料:300円
4. 空港・市中の免税店での流れ
🛫 空港(関西国際空港・成田空港など)
- 出国手続き後の免税エリア内でショッピング
- パスポートと証明書を提示すれば免税購入が可能
🏬 市中の免税店(例:ドン・キホーテ、百貨店など)
- 店頭で「Tax-Free」マークを確認
- パスポート+証明書を提示して手続き
- 購入品は未開封のまま持ち帰り、国内使用は禁止
5. よくある質問(FAQ)
Q. 航空券の提示だけで免税になりますか?
👉 いいえ、日本人の場合は証明書がないと免税不可です。
Q. パスポートだけではダメですか?
👉 ダメです。日本国籍が判明した段階で、証明書の提示が求められます。
Q. 書類がない場合、どうしても免税で買いたい場合は?
👉 信頼できる外国籍の同行者名義で購入する方法も。ただし転売は禁止。
6. まとめ
項目 | 内容 |
---|---|
対象者 | 2年以上海外に住んでいる日本人 |
期間 | 日本入国から6か月未満 |
書類 | 在留証明 or 戸籍の附票の写し(原本) |
場所 | 空港免税店、市中の免税店 |
注意 | パスポートに入国スタンプが必要 |
✈️ 一時帰国中に賢くショッピングを!
家電、化粧品、お土産……せっかくなら免税でお得に買い物したいもの。
事前に必要書類を準備しておけば、空港でも市中でもスムーズに免税ショッピングができます。準備は大変ですけれども、お目当ての物があれば、きちんと準備していきましょう!!