「せっかくタニヤに来たのに、なんかモヤっとしたまま終わった…」
そんな声をよく耳にします。タニヤ通りは、日本語が通じる安心感がある一方で、独特のルールや空気感を持った場所。
初めて足を踏み入れるなら、“事前の知識武装”が不可欠でございます!もっこり!モッコリ!
本記事では、実際に初心者が陥りやすい失敗談を6つのカテゴリに整理し、その回避策を丁寧に解説します。
「タニヤでの夜を、後悔のない時間にしたい」─そう思う方は、ぜひ最後までお読みください。

目次
- タニヤ通りとは?|“日本語が通じる夜の街”のリアル
- 初心者がやらかしがちな失敗パターン
├ ① 料金トラブル編
├ ② 嬢選びの落とし穴
├ ③ 会話迷子になる問題
├ ④ 期待しすぎる心理
├ ⑤ お酒と自己崩壊
└ ⑥ チップと贈り物の罠 - タニヤで楽しく飲むための3つの心得
- まとめ|遊び慣れてる風に、スマートにタニヤを歩こう
1. タニヤ通りとは?|“日本語が通じる夜の街”のリアル
まず、基本のおさらいから。バンコク・シーロムエリアにある「タニヤ通り」は、日本人向けのカラオケクラブが立ち並ぶ歓楽街です。
店内では日本語が話せる嬢も多く、「海外の夜遊びに不安がある」という方にとっては入りやすい街でもあります。街と言っても、一本の通りだけです。
ただし、その“安心感”ゆえに、ルールやマナーを知らずに入店してしまい、高額請求や気まずい空気を経験してしまうケースも多々。
実際、筆者の知人の中にも「最初の一杯が人生で一番高かった」と語る人がいます…。
2. 初心者がやらかしがちな失敗パターン
① 料金トラブル編|明朗会計は“確認してこそ”
ありがちな失敗:
- セット料金と思って入ったのに、嬢のドリンクや延長で総額5,000バーツ超
- 「話が違う」と思っても言葉が出てこない
対策:
✅ 入店前に料金構成を確認
「セット料金」「ドリンク代」「延長料金」「ペイバー有無」まで明確に聞いておく
✅ 嬢ドリンクは断っても大丈夫
言い方:「I drink by myself.」または「マイ アオ ドリンク(ไม่เอา drink)」
✅ 明細はスマホで保存を
記録があるだけで、店員の態度も変わることがあります
セット料金は、だいたい1時間600または700バーツ(2400円または2800円)。1000バーツとか言われたら、まずぼったくりだと思いましょう。交渉するまでもなく、さっさと無視しましょう。
嬢ドリンクは、一杯200バーツ(800円)。一時間あたり、2-3杯ねだられることでしょう。今真剣に歌ってるからと言って何とかかわしましょうw
明細はきちんと確認しましょう。お店側は、こちらが酔ってると思って多少ぼってきます。最後まで気を抜かずに楽しみましょう!
② 嬢選びの落とし穴|“写真と違う”問題に要注意
ありがちな失敗:
- 指名した嬢が写真と違いすぎて動揺
- フリー入店でテンション低めの嬢に当たり、空気が終始重い
対策:
✅ 写真や評判で“指名”が無難(ママに相談可)
✅ 「優しい嬢がいい」とはっきり伝える
例:「初めてなので優しい子をお願いできますか?」=「クンミー ナラック ナラック ダイマイ?」
✅ フリーは“博打”。確率はガチャ並み
楽しい時間を買うなら、最初から指名がおすすめです
お店の多くは、その場で見て指名。しかし、良い子は、ママさんが知っている。そこで、まず攻めるのはママさん。躊躇せず、性格の良い子や、楽しい子、カラオケが上手い子は誰?と聞いてみよう。
誰でもいいとか、間違っても言ってはダメです✖。中には人気のない子もいて、ママさんはそういう子をあてがいます。よっぽどボランティア精神がある場合を除き、避けるべきです。
③ 会話迷子になる問題|“話せば楽しい”は幻想
ありがちな失敗:
- 会話が続かず、気まずい沈黙が流れる
- 自分の話ばかりして嬢がスマホをいじり始める
対策:
✅ 質問型トークが基本:「出身地・趣味・日本の食べ物」など定番でOK
✅ タイ語 or カタカナ英語を少しだけ覚える
- 出身どこ?=「チャークラーイカ?」
- 好きな食べ物は?=「チョープ アハーン アライ?」
✅ LINE交換は営業。あくまで接客
ドライですが、これも割り切りが大事です
この失敗はあるある過ぎて泣けます。実際、自分がそうでしたし、他の人もこうなっている状況をよく見てきました。
対策としては、基本のタイ語は事前に覚えておくことに尽きます。よく日本人はタイ人が英語を話せると勘違いしますが、まず嬢は話せないと思ってください。日本語は話せる人がいますが必ずしも人気のある嬢とは限りません。そこで、繰り返しになりますが、上に書いたようなタイ語はぜひ練習してから来てください!夜のタイ語の勉強はこちらがおすすめです。
最後に、決して深入りしないでください。彼らはあくまで営業であなたにやさしくしています。そこをわきまえて行動しましょう。
④ 期待しすぎる心理|恋と接客は別物
ありがちな失敗:
- LINEやプレゼントで本気になってしまう
- “脈アリ”と思って通い詰めてしまう
対策:
✅ “ビジネス”と割り切る視点を持つ
✅ 恋愛ではなく、“夜の接客”という理解が必要
✅ 距離感を保てば、嬢も気楽に接してくれる
旅行客としては、あまり通い詰めることもないと思います。かといって、もう次はないかもしれないからといってお金をつかい過ぎることには注意しましょう!
⑤ お酒と自己崩壊|楽しい時間は自己責任で
ありがちな失敗:
- 飲まされすぎて記憶を失い、翌朝財布がない
- つい延長を重ねて想定以上の出費に
対策:
✅ 自分のペースで飲む。断る勇気を:「Today, just one drink.」でOK
✅ 1時間ごとに時間と会計を意識
✅ 酔ったら即撤退!無理せず“早め解散”を
多くのお店は、1時間ごとに「延長するか?」と聞いてきます。長くても3時間程度にしておくことをおススメします。長くいると泥酔して、相手も狙ってきます。あなたの財布を。
⑥ チップと贈り物の罠|“気持ち”が当たり前になる瞬間
ありがちな失敗:
- 初回で1,000バーツ渡してしまい、以後それが基準に
- お菓子や化粧品を持参→“次は?”と嬢に期待される
対策:
✅ チップは100バーツ程度で十分。無理して渡す必要なし
✅ お土産文化は日本特有。タイでは珍しい
✅ “気持ち”は一度だけ。継続は義務になる
チップは、本当に心づけですので、少額でかまいません。払い過ぎると、他の日本人にも影響を与えますw また、渡す際は、あまり見えないところがよいでしょう。嬢は、嬢同士で競っていたり、ジェラシーを持ちますので、一定の配慮があると良いです。
3. タニヤで楽しく飲むための3つの心得
- 「知らない」は損をする
→ ルールや料金を把握してこそ楽しめる - 「期待しすぎ」は禁物
→ タニヤは遊び場、恋愛感情は慎重に - 「ほどほど」を知ることが“大人”の条件
→ 飲みすぎず、使いすぎず、程よく遊ぶのがスマート
4. まとめ|遊び慣れてる風に、スマートにタニヤを歩こう
タニヤは決して“危険な街”ではありません。
むしろ、マナーと常識、ちょっとした知識があれば、気軽に楽しめる夜の社交場です。
「自分は客だから何をしてもいい」
──そんな意識ではなく、「相手も人、こちらも人」という視点を持てば、心地よい時間が流れます。
初めてのタニヤ、良い夜になりますように。