旅行

【ロッブリー日帰り旅】猿、遺跡、そしてローカル飯。バンコクから電車で小さな冒険へ

バンコクで暮らしていると、ふと「ちょっとどこか行きたいな」と思う瞬間があります。
週末に遠出するほどでもないけれど、家にじっとしているのももったいない。
そんな気分の日にぴったりなのが、ロッブリーでした。

鉄道で2時間半、猿の街として知られるロッブリーへ。
今回は猿に会いに行くだけじゃなく、遺跡やローカルフードも楽しんできた「ちょうどいい」日帰り旅の記録です。


🚃 駅の看板から旅が始まる:Lopburi Station

ロッブリー駅に降り立った瞬間から、旅の空気に切り替わります。
赤茶色の駅名看板と、「Welcome to Lopburi」の賑やかな装飾。
この“昭和レトロ × タイの田舎”のミックス感がなんともいえず心地よい。


🏰 遺跡に囲まれて歩く:歴史のある街並み

プラーン・サームヨート(Prang Sam Yot)

猿の聖域とも言えるこの遺跡は、猿たちが自由気ままに暮らすロッブリーの象徴的な場所。
観光客のカメラやバッグを狙うので油断は禁物ですが、その“猿との距離感”もこの街の醍醐味。

ワット・プラ・シー・ラタナー・マハータート

駅のすぐ横にあるこの遺跡は、静かでどこか神聖な雰囲気。
朽ちたレンガの門や、草むらに沈むような仏塔は、時間が止まったような感覚を与えてくれます。


🍜 ローカル飯は“気取らなさ”が魅力

市場でナムトックムー

駅前市場の屋台で、スープに血のコクがしっかり効いたナムトックムーを。
35バーツというローカル価格で、気さくなおばちゃんが笑顔と一緒に出してくれました。
その一杯で街の空気がぐっと近くなった気がします。

セブンイレブンで補給

街中のあちこちに猿がいるため、外で食べるのは少々リスキー。
コンビニで買ったポテチとお茶を、猿に見つからないようこっそり食べるというスリルも、ある意味ロッブリー名物かもしれません。


🏞 川沿いの食堂でランチタイム

ローカル感あふれるオープンエアの食堂へ。
川風が心地よく、グリーンカレーとガイヤーンをつまみながら、のんびりと流れる時間を堪能。
この「特別じゃないけど贅沢な時間」が、ロッブリー旅の一番のごちそうかもしれません。


🐒 おまけ:猿と過ごすスリルある時間

街の中心部では、猿が視界に入ってきます。
柵の上、屋根の上、バイクの上……とにかく自由すぎる。
一匹が荷物を狙ってきたときはさすがにドキッとしましたが、現地の人は慣れた様子で笑っていました。


📝 まとめ:ロッブリーは“等身大”のタイがある場所

派手な観光地ではないけれど、ちょっとした非日常と素朴な驚きがある街、ロッブリー。
バンコクからの日帰りにちょうどよく、旅慣れた人ほどハマるタイプの目的地かもしれません。

「また行きたい?」と聞かれたら、「今度は泊まりでゆっくりしてみたい」と答える。そんな場所でした。


🧭 ミニ情報:アクセスと所要時間

  • 行き方:バンコク(バンスー駅)からSRT特急で約2〜2.5時間
  • 運賃:座席指定で100バーツ前後(列車によって異なる)
  • 観光時間目安:半日〜1日で主要スポットは回れます
  • 注意点:猿に持ち物を奪われないよう、外では油断しないこと!
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kiwami
海外在住経験を活かし、海外移住をもっと広めたい。 旅行、スポーツ、写真などのネタを投稿

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