現在、日本人にとって、マレーシアに観光・ビジネス目的で入国する場合は、ビザは不要である。ただし、90日を超える滞在を予定する場合は、ビザが必要である。
イミグレ
クアラルンプール国際空港(KLIA)においては、2024年2月現在において自動化ゲートを利用できる。初回のみは、パスポート等の登録が必要となるため、イミグレの係員がいるゲートを通る必要がある。
自動化ゲートにおいては、読み取り機械にパスポートをスキャンし、顔認証するだけである。カンタン!
デジタルアライバルカードの登録
ここが今日の肝。2024年1月1日から導入されたデジタルアライバルカードについて紹介したい。正式には、Malaysia Digital Arrival Card(MDAC)と呼ばれる。
日本人を含め外国人は、マレーシアに到着する3日前以内に事前登録が必要である。3日前からしか登録できないので、忘れないようにしておこう。また、飛行機、車、船いずれの場合であっても登録が必要。
どうやって登録するの?
マレーシア入国管理局(Jabatan Imigresen Malaysia)|Malaysia Digital Arrival Card (MDAC)
やり方をご説明しよう!まずは、上記からアクセス。そして、必要事項を記入、提出する。それだけだ。
記入する項目は、至ってシンプルで、氏名やパスポート情報、行き帰りの日付等である。
マレーシアでの滞在場所(”Address (in Malaysia)”)を記入するところが唯一わかりにくいので、事前にホテル等の滞在場所の住所(State(州), City(市名), Postcode(郵便番号))を調べておこう。
上記のマレーシア入国管理局のサイトに入ると、このようなウェブサイトが表示される。「REGISTER」というところをクリックしよう。
すると、続いて、下記のとおり表示されるので、必要事項を記入していこう。
すべて入力し終わったら、一番下にある「SUBMIT」をクリック。
すると、上記で入力したメールアドレスに完了の旨通知が来る。
あとは、これをマレーシアの入国の際に係員に見せつけちゃおう!印刷する必要はなく、携帯やiPadで見せられるようにしておけばOK。
イミグレの様子
筆者は、直近でクアラルンプールからマレーシアに入国したので、その時のことを簡単にレポートしておくとする。
結論、上記デジタルカードは、イミグレの際にまったく係員から聞かれることはなかった。とはいえ、下の写真であるように待っている際に、しっかり登録せい!と書いてあったので、もしかすると、係員は、パスポートを提示されたときにきちんと登録済みかどうか確認しているのかもしれない。これが万が一登録していないと、その場で登録せい!と言われてしまう可能性は大である。忘れずに登録をしておこう。
なお、マレーシアはクアラルンプール国際空港、通称KLIAでは、WIFIが無料で使える。万が一、その場で登録をしなければならない状況でも落ち着いてやれば大丈夫だ。
それでは、行ってらっしゃい!