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亡き友人を想う

それは、元同僚からのLINEでわかった。「昨日、亡くなったそうです。まだ40代半ば。ガンだったみたい」

亡くなったのは、シンガポールの時の元同僚。あまりに早すぎる死。ただ、ただ、信じられない。たった2年間だけれど濃い時間だった。海外で働く自分に仕事やプライベート面で本当にお世話になった。いろいろなことが思い出された。。

私が日本に帰国し、彼に、自分が大阪に住んでいると伝えると、「また大阪で会おう!それまで大阪にいろよ!」と返ってきた。私は、「わかりました。お待ちしています。」と返した。でも、私はその後タイに行った。

タイに行ったことは伝えていなかった。シンガポールに行く時に驚かそうと考えていた。でも、パンデミックは収まることなく、シンガポールにいつ行けるのかわからない状況になっていった。

時がたって7月初旬、ふと彼のことが頭によぎった。タイに住んでいることを伝えようかな。驚くかな。でも、なぜだかメッセージを送らなかった。今でもそれは後悔している。

結局、彼とシンガポールでも、大阪でも実際に会うことはできなくなった。さびしい。さびしすぎる。

Youtubeをブラウジングしているときに見つけた曲が、上の曲。Labrinthのjealousという曲(原曲は下)だ。その中で、こんな一節がある。

It’s hard for me to say, I’m jealous of the way You’re happy without me

天国に行くことは、悪いことじゃないんだと。むしろ幸せなことなんだと。だから、私からみれば、彼が天国に行ったことはjealousなんだと。

そう思うと、彼も自分も気が楽だ。そうだよな。彼は幸せに暮らしているだろう。

一期一会。これは、私のよく使うことばである。たしか、シンガポールの送別会の時にも言った。今は、これが身に染みている

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kiwami
海外在住経験を活かし、海外移住をもっと広めたい。 旅行、スポーツ、写真などのネタを投稿

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