ついに、2021年11月1日から、タイは、特定の国から来る旅行客を一定の条件のもと、受け入れることが確定した。今までは、隔離期間があったものの、ワクチン接種完了者は免除される。
では、今すぐに行けるものなのかというと、そういうわけではない。詳しいポイントは、こちらを参照いただきたい。隔離免除でタイに入国するため のざっくりとした重要な条件は、次のとおり:
- ワクチンを2回接種したことの証明書と、摂取後14日経過していることと
- 最低5万ドル以上を補償する保険への加入
- 72時間以内のPCR検査陰性証明
- タイ入国時にPCR検査を実施し、結果が出るまではホテルで待機するため、そのホテルの支払証明
費用はいくらかかるのか?
- 飛行機チケット
- ホテル
- 保険
- 日本でのPCR検査
- タイでのPCR、抗原検査
- 日本に帰るためのPCR検査
上記について費用がかかるであろう。チケットやホテルはいいとして、それ以外の項目でいくらかかるかというのが問題だ。
保険は、仮に1か月滞在するとして見積もったところ、標準的なもので約2万円であった。そんなに騒ぐほどの金額ではない気がする。
問題は、PCR検査にかかる費用だ。まず、タイに入国するために、出発フライトの72時間以内に日本でPCR検査を行う必要がある。これが2~3万円かかる。
タイに入国直後に、またPCR検査を受ける。これは、私の経験上、4~5万円(約15,000バーツ)だ。高い。痛い。抗原検査キットは、1000円くらい。ATKと呼ばれている。
さらに、日本に帰るために、今度は帰国フライト前にPCR検査を受けなければならない。
チケットとホテル以外で何と、15万円ほどかかる計算だ。おそろしい。。。
いったい、誰がタイに行くのか?
結論、どこでも働けるノマドワーカーや、フリーランス、リタイアしている人が行くのではないかと思う。滞在数も1か月といった長期間いることが容易に想像できる。
一般の会社員にとっては、日本へ帰国後に自宅隔離14日間があるため、どうしてもタイに行きずらい。日本に帰ってきた時の隔離が免除されない限り、いくらお金があってもタイには行けないだろう。
一方、リタイアした人やフリーランスの人は、行く価値がある。タイに何を求めるかにもよるが、他の人が行けない今だからこそのものがあるかもしれない。実際、バンコクはすごく空いており、以前とは違った風景が見られる。
いつ行くべきか?
では、タイに行くとして、いつ行くべきなのか。これは悩ましい。。。10月下旬現在、まだアルコールは解禁されていない。当然ながらナイトクラブやカラオケも営業が許されていない。
私の推測では、11月のどこかのタイミングでアルコールは解禁される(たぶん11月下旬)と思う。しかし、クラブやカラオケの営業再開は12月からだろう。政府は、まず11月の段階で感染が増えないか様子を見るだろう。これまでの発表や、感染予防団体の意見などから、そううかがえる。
今バンコクで何ができるのか?
まず、みなさんが心待ちにしているタニヤ(カラオケや日本食で有名な日本人街)は、レストラン以外まったく営業していない。詳細は、別稿で述べているので参照願いたい。
【タイ・バンコク】現在のタニヤはどうなっているのか?その他規制をレポート
あっち系もいまいちだ。いわゆるMPと呼ばれる場所は営業が禁止されている。普通のマッサージは営業できている。特に制限もないので安心だ。
お寺も問題なく拝観できると思われる。チャオプラヤー川沿いのホテルに泊まり、お寺をまわり、ICON SIAMでショッピングを楽しみ、夜は、クルージングを楽しむというのがお決まりのパトゥーン!