シンガポールの職場 ストレスは?
まず、自分のことを言うと、シンガポールで2年間の駐在をした。日系の会社であるので、日本人は当然いるのだけど、シンガポールの法律上一定以上はシンガポール人を雇わないといけないルールがあるので、8割はシンガポール人か日本人以外の国籍者であった。
シンガポールの職場は、日本に比べるとゆるい。出勤もお昼に行く時間もあまり決まっていない。一応、朝は9時から、昼は12時からなのだが、守っている人はほとんどいない。でもそれについて、ガミガミいう人はいない。成果を出してくれれば、遅刻しようが構わないからだ。これが日本だとまず遅刻は無理だろう。どんだけ成果を出しても駄目だろう。
職場の雰囲気 本当にゆるいか
職場はゆるいといっても、成果については厳しい。求められた成果が出せないと、下手をすれば解雇されてしまう恐怖がある。ただ日系の会社はそこまで厳しくないので、ダラダラ働いている人もいる。
それでも、就業時間中におしゃべりしている人はいるし、携帯もいじるし、お腹が減ったらカフェに行くことも自由。誰かに見はられている、というのがないので自由なのである。これだけ見ると、なーんだ日本と同じじゃないかという人がいる。でも思いのほか、これは精神を楽にする。日本にいるときは、いかに周りの目を意識していたかがわかる。
シンガポールで働く おすすめできるか
シンガポールは、働きやすい。ぜひおすすめしたい。仮にうまくいかなくても、それは絶対いい経験になるし、「ま、いっか」という気分になる。日本でくすぶっている時間があるのであれば、思い切って海外に飛び出してみることをおすすめする。人生が楽に感じて、私考えすぎだったなと思うだろう。