また、政府の失態か、、、、というのがニュースを見た感想。もうあきれるというか、ダメだと思わないのかな、日本人は。
10月からは東京都民にも適用対象となり、いよいよ本格開始と思った矢先、2週間足らずで、予算配分が足りず、旅行会社は割引額の引き下げなどを実施する事態となった。
日本経済新聞「GoToトラベル、予算を追加配分 割引減額問題で」
予約状況や販売状況を適切に把握したうえで・・・予算配分を行う、と政府は言っている。最初から把握しようよ。。。一部のニュースでは、ネット予約が想定よりも多かったとかいうアホミタイナこと言ってたけど、本当にそうかね。。今は、ネット予約は当たり前だし10月から一気に増えることも十分予測できたであろう。
予算追加配分 原因は
私が考える原因は、ひとつは怠慢、ひとつは予算の出し渋りだ。9月までの間で思ったよりもGo Toを利用する人は少なかったのであろう。だから、政府も予算は足りると考えていた。しかし、9月の連休で(なぜか)国民の気が緩んだ。10月に入って一気に予約が入り、政府から旅行会社への予算配分が足りなくなった。。。お粗末な話である。
政府側で、旅行需要がきちんと読めていないのである。Go Toがいち民間企業のサービスであれば国民もしょうがないかな、となるけれど、政府が主導するものでこれは、怠慢と言ってよいだろう。キャンペーンを盛んに言うことに注力して、実務運用を軽視した結果ではないだろうか。
他方で、予算を出し渋ったことも考えられる。政府のけち臭さは、アベノマスクのみならず垣間見れるところである。日本も借金大国なので、できるだけ予算は増やしたくない。でも、経済をまわさないともっととんでもないことになる。このジレンマで、対応が遅れたと見ることもできるだろう。
今後はどうなるか?
一休、じゃらん、楽天トラベルといった大手の旅行サイトは、割引額を一人最大3500円までとするなど制限をしていた。政府の予算追加でこれらのサイトは、また一人1万4000円までに戻されるだろう。しかしながら、これもいつまた制限されるかはわからない。10月は連休ないものの、11月頭の飛び石連休や下旬の連休もある。これらの時期が近づいてくれば、予算がひっ迫する可能性もある。
結局は早い者勝ち
いつ予算が上限に到達するかわからない状況では、早い者勝ちである。ネット予約をすばやくすましておき、できればキャンセルフリーにしておくことである。一度ネット予約をしておけば、さすがに「やっぱり割引額が下がります」ということも起きにくいだろう。
ただ、どこの旅行会社もGo Toの特約みたいな条件を付してあり、予算の上限が来た場合は、現金決済にて追加支払いが発生する可能性があるとはしているので、気はぬけない。できるだけ早く予約し、早く旅行に行くのがベストな方法である!