前回、「タイ移住して後悔していること3つ」という記事を書きました。想定外の出費、孤独、住居の当たり外れ。正直に書いたつもりですが、読み返すとネガティブな内容に偏っていたなとも思います。
なので今回は、その”対”として、実際にタイに移住して「これは本当に良かった」と思うことを3つ、こちらも正直に話してみようと思います。タイトルにも書いた「エビ1kg200バーツ」「花粉症ゼロ」「2万バーツでプール付き」、この3つのキーワードだけでも、なんだか気になってきませんか?
この記事でわかること
- タイの食費が「工夫すれば日本より安くなる」理由と具体的な値段
- タイの雨季が意外と快適な理由
- 2万バーツ台でプール・ジム付きのコンドミニアムに住める仕組み
- タイでの人間関係がうまくいく人・いかない人の違い
良かったこと1:タイの食費は、選び方次第で日本よりむしろ安い
前回、「日本食を好きなだけ食べると一食300バーツかかる」という話を書きましたが、これはあくまで選択肢の一つです。自炊や屋台をうまく使えば、食費は驚くほど抑えられます。
市場で自炊すると、エビ1kgが200バーツ
自炊派なら、市場に行くのがおすすめです。エビが1キロ200バーツ程度で買えることもあり、鮮度も申し分ありません。日本のスーパーでこの値段のエビを見たことがある人はいないと思います。ドラゴンフルーツ、ポメロ、マンゴー、パイナップルといった南国フルーツも豊富で、量り売りで気軽に買えるのも嬉しいポイントです。
屋台なら1品50〜70バーツ、2品でも150バーツ
自炊が面倒なら、屋台という選択肢もあります。チャーハン、スープ、ラーメンなどは1品50〜70バーツ程度で、栄養バランスを考えて2品買っても150バーツ程度に収まります。屋台と聞くと不衛生なイメージを持つ人もいるかもしれませんが、清潔感のあるお店も増えてきています。
日本食が食べたいなら、すき家なら100バーツ前後から
日本食が恋しくなったときも、選び方次第です。すき家のような日本の牛丼チェーンなら100バーツ前後から食べられ、バンコクは日本食の選択肢自体がかなり充実しています。「高い店を選べば高い」「安い店を選べば日本とそう変わらない、あるいはそれ以下」というだけの話で、工夫次第で食費はしっかりコントロールできます。
良かったこと2:タイの気候は、思っていたより快適
雨季は憂鬱、というイメージを持つ人も多いと思いますが、実際に過ごしてみると印象が変わりました。
雨季でも、雨が降るのは午後の1時間だけ
雨季でも、午前中は大抵晴れています。雨が降るのは主に午後で、しかも1時間程度でやむことがほとんどです。1日中降り続けるような日は、実はそう多くありません。「雨季=毎日ずっと雨」というイメージがある人には、意外に感じるかもしれません。
湿度が高いから、肌荒れしないし花粉症もない
湿度が高いことも、悪いことばかりではありません。個人的には、湿度のおかげで肌が乾燥しにくく、肌荒れしにくいと感じています。また、日本で毎年悩まされていた花粉症からも解放されました。これは地味に、生活の質に直結する大きな変化です。
良かったこと3:2万バーツでプール・ジム付きの生活が手に入る
前回、都心の住居は当たり外れがあると書きましたが、価格帯によっては非常にコストパフォーマンスの高い住居に出会えるのもタイの特徴です。
2万バーツ程度の物件でも、プールやジムが付いているコンドミニアムは珍しくありません。しかも、都心からそれほど離れていないエリアでもこの水準のファシリティが手に入ります。日本で同じような設備(プール、ジム、共用ラウンジなど)が整った物件に住もうとすると、同じ家賃感覚ではまず実現が難しいと思います。この「ファシリティの充実度」は、タイでの暮らしの満足度を底上げしてくれている要素の一つです。
番外編:タイでの人間関係は「立場」と「リスペクト」次第
これは良かったこと3つには数えていませんが、触れておきたい話です。人間関係や文化面については、正直「人それぞれ」だと思います。例えば管理職として赴任し、部下にタイ人スタッフを持つような立場だと、良く言えばマイペース、人によってはそのペースにもどかしさを感じる場面もあるかもしれません。
一方で、対等な立場、あるいは自分がタイという国にお世話になっている、という感覚で接していると、状況は大きく変わります。日本人というだけでリスペクトしてもらえたり、興味を持ってもらえたりする場面は多いです。結局のところ、「タイに住まわせてもらっている」という謙虚な感覚を持てているかどうかで、人間関係の心地よさはかなり変わってくると感じています。
よくある質問
Q. タイの物価は本当に安いですか? 選び方次第です。日本と同じような外食スタイルを続けると想定より高くつきますが、市場での自炊や屋台を活用すれば、食費は日本よりむしろ安く済むことも多いです。
Q. タイの雨季はどのくらい大変ですか? 1日中降り続けるわけではなく、午前中は晴れ、午後に1時間程度降って止むというパターンが多いです。傘や雨具を用意しておけば、思ったほど生活の支障にはなりません。
Q. タイのコンドミニアムはどのくらいの家賃でプール付きに住めますか? 2万バーツ程度からプールやジム付きの物件が見つかることも珍しくありません。エリアや築年数によって差はありますが、日本の同価格帯の物件と比べると設備面での満足度は高いと感じます。
Q. タイでの人間関係は難しいですか? 立場や姿勢によって大きく変わります。対等な関係で、リスペクトを持って接すれば、良好な関係を築きやすいと感じています。
まとめ
前回の「後悔3つ」と合わせて読んでいただくと、タイでの暮らしのリアルな輪郭が見えてくるのではないかと思います。想定外の出費もあれば、工夫次第で日本より安く済むこともある。孤独を感じる瞬間もあれば、リスペクトし合える心地よい人間関係もある。良いことも悪いことも含めて、これからも正直に発信していきたいと思います。
