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【2026年最新】タイ移住して後悔したこと3つと対策|想定外の出費・孤独・住居のギャップを正直に告白

タイ移住系の情報を見ていると、「物価が安い」「快適」「最高」といったキラキラした話ばかりが目立ちます。実際に住んでいる私も、これまでは生活費やマッサージなど、ポジティブな情報を中心に書いてきました。

ただ、良いことばかり書くのはフェアではない気がして、この記事では実際にタイに住んでみて「これは想定外だった」「もっと早く知りたかった」と感じたことを3つに絞って、正直に書きます。それぞれ、事前にできる対策もセットでまとめました。

私は現在、大学院生としてバンコクに滞在しています。あくまで私個人の体験ですが、これから移住を考える方の判断材料になれば幸いです。

この記事の目次

後悔と対策の一覧

後悔したこと実際に起きたこと事前にできる対策
想定外の出費日本食を好きに食べると1食300バーツ、電車で20分の移動が往復100バーツ食事の選び方を決める/交通費を独立項目で家計簿に記録する
孤独夜間中心の生活で、昼間に会える人が限られる期待値を調整し、生活時間帯が合う人・場を探す
住居の当たり外れ外装は立派でも内装がいまいち。デベロッパーで差が出るデベロッパーを事前に調べ、内見で内装を確認する

後悔1:想定外の出費がかさむ

何が起きたか

「タイは物価が安い」というイメージで来ましたが、日本と同じ生活水準を求め始めると、思ったほど安くありません。

バンコクには日本食レストランが豊富にあり、日本と変わらないクオリティのものが食べられます。ただ、好きなものを好きなだけ食べていると、1食300バーツ(約1,440円)かかるのは当たり前です。交通費も同様で、電車で20分ほど乗ると50バーツ前後、往復で100バーツ(約480円)。1回ずつは小さな金額でも、毎日の移動になると地味に効いてきます。

対策

  • 食事の「選び方」を決めておく:市場で自炊(エビが1kg200バーツ前後で買えることもあります)、屋台(1品50〜70バーツ、2品でも150バーツ程度)、日本食(すき家のような牛丼チェーンなら100バーツ前後から)を、目的に応じて使い分けます。
  • 交通費を独立した項目で記録する:食費や家賃に埋もれやすい項目なので、家計簿で単独で見えるようにしておくと、使いすぎに気づけます。
  • 自分の実例で試算しておく:私の場合、月の生活費は49,300バーツ(約236,640円)で、食費だけで約4割を占めていました。詳しくは1ヶ月の家計簿を公開した記事をご覧ください。

後悔2:孤独を感じる時間がある

何が起きたか

「海外に出れば人脈が広がる」というイメージを持っていましたが、実際はそう単純ではありませんでした。私は大学院の夜間プログラムに通っているため、昼間に遊べる相手、気軽に会える相手が限られます。授業は夜間なので、基本的には「行って、授業を受けて、帰る」の繰り返しです。夜遊びをする生活でもなく、気づけば一人で過ごす時間のほうが圧倒的に多いのが実情です。

「タイに来れば友達に囲まれた楽しい生活が待っている」というのは、少なくとも私にとっては幻想でした。

対策

正直に言うと、私自身も完全に解決できたわけではありません。そのうえで、事前にできることを挙げます。

  • 期待値を調整しておく:「住めば自然に友達ができる」とは考えず、孤独を感じる時間があることを前提に計画する。
  • 自分と生活時間帯が近い人を探す:夜間中心の生活なら、昼間に会える人は少なくなります。自分の時間帯に合う場やコミュニティを、あらかじめ探しておくと楽になります。
  • 属性が近い人とつながる:私のクラスでは、タイ人の学生同士が固まる一方で、留学生同士で話す機会が多くなります。同じ立場の人のほうが、自然に話が続きやすいと感じています。
  • 定期的に外へ出る予定を作る:趣味やスポーツなど、人と会うきっかけになる予定を、生活のリズムに組み込んでおく。

後悔3:住居の「外装ピカピカ、内装いまいち」問題

何が起きたか

私が住むオンヌットでは、30平米・BTS徒歩10分で家賃15,000バーツ前後です。一方、都心のコンドミニアムは家賃が2万バーツを超えるケースが多く、3万バーツを超えることも珍しくありません。それだけ払うなら当然クオリティも高いはず、と思いきや、必ずしもそうとは限りません。

外観は綺麗でも、内装は「いまいち」ということが実際にあります。これはデベロッパー(開発会社)によって差が大きく、当たり外れが出やすいポイントです。個人的な印象では、Sansiri(サンシリ)は品質面での評判が良く、納得感のある物件が多いと感じています。

対策

  • デベロッパー名を事前に調べる:見た目や立地だけで決めず、「どこの会社が建てた物件か」を確認します。
  • 内見で内装と設備を確認する:写真の印象と実物が違うことがあるので、必ず現地で確かめます。
  • エージェントは「担当者個人」の評判で選ぶ:入居後のサポートや退去時の対応まで見据えて選びます。
  • 入居初日に部屋の写真を残す:退去時のデポジットトラブルを防ぐために欠かせません。詳しくはタイの賃貸デポジット返還トラブル対策の記事で書いています。

おまけ:虫が多い

3つには入れませんでしたが、地味に効いてくるのが虫の多さです。気にならない人は全く気にならないと思いますが、気になる人にはなかなかのストレスです。ゴキブリは普通に出ますし、特に雨季はムシムシした気候も相まって、虫が活発になる時期です。

これはタイに限らず東南アジア全体に言えることかもしれませんが、事前に心構えをしておくと、実際に遭遇したときのショックが小さくなります。内見のときに、水回りや共用部の様子を見ておくのも一つの手です。

一方で、後悔していないこと

ネガティブな話を並べましたが、「思ったより悪くなかった」こともあります。

ビザの手続きは改善されてきている

ビザの延長手続きは、オンライン申請の仕組みが整ってきており、以前と比べて改善されている印象です。まだ完璧ではありませんが、確実に良くなっている分野だと感じます。

人間関係は、慣れると心地よい

タイの人は、欲しいものは欲しい、食べたいものは食べたいと、はっきり言う人が多い印象です。最初は少し戸惑いましたが、慣れると気持ちの良いコミュニケーションだと感じるようになりました。一方で、「グレンチャイ(遠慮・気遣い)」という文化もあるため、本心が見えにくい場面もあります。これは日本人の遠慮文化とよく似ていて、人間関係の難しさは国が変わっても本質的にはあまり変わらないのかもしれません。

よくある質問

Q. タイ移住で後悔しやすいことは何ですか?

私の場合は、想定外の出費、孤独、住居の当たり外れの3つでした。いずれも、事前に知っておけば軽減できるものが多いと感じています。

Q. タイの物価は本当に安いですか?

選び方次第です。日本と同じ感覚で外食や移動を重ねると高くつきますが、市場での自炊や屋台を活用すれば、食費は大きく抑えられます。私の実例では、月の生活費は約49,300バーツ(約236,640円)でした。

Q. タイで孤独を感じたらどうすればいいですか?

自分の生活時間帯に合う場やコミュニティを探すこと、同じ立場の人とつながること、定期的に外へ出る予定を作ることが助けになると考えています。私自身、完全には解決できていませんが、期待値を調整しておくだけでも気持ちが楽になります。

Q. タイは虫が多いですか?

ゴキブリは普通に出ますし、雨季は特に虫が活発になります。気になる方は、内見時に水回りや共用部の様子を確認しておくのがおすすめです。

まとめ

タイ移住には確かに多くのメリットがありますが、「安い」「快適」というイメージだけで来ると、想定外の出費や孤独、住居の当たり外れに直面して、必要以上にショックを受けてしまいます。良い面も悪い面も含めて事前に知り、対策を打っておくことが、後悔を減らす一番の近道だと思います。

良かったことも含めて、タイでの暮らしの全体像はバンコク単身の生活費を公開した家計簿の記事でも紹介しています。あわせてご覧ください。

ABOUT ME
kiwami
【運営者プロフィール】 GJS(ジージェーエス) タイ在住5年半。日本・米国・シンガポール・タイの4カ国で計17年にわたり国際法務・コンプライアンス実務に従事。現在は東南アジアの最高峰・タマサート大学院(LL.M.)に在学中。 これまで20カ国以上を渡航。「人との対話や文化へのリスペクト」を重んじる旅を追求。バスケ、サッカー、野球、F1といったスポーツビジネスや、異文化における論理的思考(ディベート)・コミュニケーション術についての知見も発信中。 日・英・タイ語のトリリンガル|タマサート大学院(LL.M.)在学中
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