今回は、就職・転職におけるWEB面談に向けた準備、注意点とは?
WEB面談への準備
- 面接を受ける会社を調べる
- 頻出質問への回答を用意、覚える
- 身だしなみを整える・ハキハキと話す
会社を調べる
まず、会社を徹底的に調べる。具体的には以下。
- 会社のホームページを読む
- 有価証券報告書、決算短信を読む
- ネットでの口コミを見る
会社のHPを読んで、企業理念や事業内容をチェック。自分はこの会社の何にひかれているのか。志望理由や自己PRに使えそうなものを探す。
企業理念はおすすめ、というか見ておかないといけない部分で、これに共感できない場合は、入社しても違和感が残り続けるだろう。私は、この企業理念への共感をよく志望理由のひとつにしている。
有報や短信は、業績やどんな事業が強いのかを見る。直近3年分くらいの業績は頭に入れておいた方が良いだろう。また、海外の仕事がしたいということであれば、海外売上比率やどの地域において強み・弱みがあるのか自分なりに分析することをおすすめする。
最後に、ネットの口コミ。これは、特にBtoC向けのビジネスを展開している会社で有効。消費者からどう思われているのか。2Chを見て研究してみてもいいかもしれない。ただし、幅広い年齢層から判断するべし。
頻出質問への回答を用意、覚える
頻出質問の例は、以下
- 志望動機
- 自己PR
- どんな経歴か。どんな仕事をしているか、してきたか
- 入社してどんなことをしたいか
- 5年後、10年後のキャリアをどのように考えているか
- 会社について質問はないか
上記は、必ずといっていいほど聞かれる。聞かれ方は違っても結局上記につながっていることがほとんどだ。だから、こうした質問への回答にはさらで言えるようにしておこう。WEB面談だからといって、メモを用意して読み上げるのはナンセンスだ。面接官には絶対にばれている。
また、回答を応用できるようにしておくことも大切だ。丸暗記してるだけでは無意味。
面接の最後には必ずといっていいほど、質問はありませんか、と言われる。すかさず、2,3の質問をしよう。おすすめの質問はこちら:
- 会社の雰囲気はどうか、どんな人が多いか。
→自分が会社に合っているのか、働きやすいのか感覚としてとらえる - 自分のキャリアをどう考えているか。
→転職の場合、自分をどうしようとしているのか、期待しているのか。それに対して、自分はどういう価値を提供できるかもいえるとGOOD - 会社、部門の課題は何か
→回答をもらったら、課題に対してどういう解決策を提案できるかも話せるとなおGOOD - 自分はどう写りましたか
→面接の感触を確かめる。う~ん、という感じがしたら、熱意をめいっぱいぶつけよう。後腐れがないように
身だしなみを整える・ハキハキと話す
結局、ここが大事。WEB面談では、画面を通してでしか伝わらない。ちゃんとした格好をしている人が好まれるのは普通なことだ。スーツ、ネクタイは基本だ。髪もきちんと整えておこう。
WEB面談は時として聞こえない時がある。機械によるところも大きいが、面接官はわかっていてもイライラするものである。できるだけ、聞き返されることのないよう、大きい声ではっきり話そう。はずかしがる必要はまったくないので、元気はつらつとして、印象を残そう!