シンガポールは、電子決済が進んでいる。政府がデジタル化を推進しており、現金で払う機会がだいぶ少ない。銀行が発行するカードには、「Pay wave」と呼ばれるVISA社による電子決済の機能が標準装備されており、こちらでは100ドル未満の買い物はこれで済ますことがほとんどである。
シンガポールは、政府がデジタル化を推進
https://www.tech.gov.sg/media/technews/digital-government-smart-nation-pursuing%20singapore-tech-imperative
このPay waveは、シドニーでも使えた。シドニーにはトランジットで訪れただけなので、オーストラリアドルを持っていなかった。しかし、入国して電車を使う→市内に行く→食事をとる→お土産を買う→観光名所で入館料を払う→電車で空港へ戻る、といった一連の中でとうとう一度も現金を使うことなく、すべてこのPay waveで済んでしまった。感動である。
シンガポールの話に戻り、もちろん現金を使う機会はある。ホーカーセンターと呼ばれる庶民派の食堂では、現金しか通用しない。したがって、私の財布には常に2ドル、10ドル札が入っている。（50ドルを渡すと釣りが多くて大変面倒な顔をされることが多い（笑）
