タニヤって今どうなの?
タニヤは、今どうなっているのか?気になる人も多いだろう。結論、タニヤは今こそ行くべきと考えている。いろいろな意見はあるだろうが、私の考えを綴っていければと思う。
コロナが流行っていた時のタニヤの様子も以前書いたので、ご興味のある方はぜひご覧ください⇒【タイ・バンコク】現在のタニヤはどうなっているのか?その他規制をレポート
タニヤのターゲット層は誰?
タニヤを知らない人のためにも、やさしく背景を伝えておくとしよう。タニヤは、主に日本からの観光客をターゲットにしている歓楽街である。主にセクシーなカラオケが軒を連ねており、日本食の飲食店もいくつかある。客のターゲット年齢層は、40代以降ではないだろうか。後述するが、これにより、嬢の年齢も少し高めである。
タニヤは、もうかれこれ1970年代くらいから存在しているのではないだろうか。客の中には、60代、70代と思われる人も見られ、当時バンコクに駐在していた人と思われる。最初は、バンコクの駐在員による接待に使われていたのが、いつしか、観光客向けに変化していったと想像している。
タニヤで何ができるのか?
タニヤでできることは、大きく3つある。
- 飲みながらカラオケ
- 持ち帰り
- アフター
- 単なる日本食の食事
飲みながらカラオケ
まず、飲みながらカラオケ。文字通り。飲み放題で、1時間700バーツから800バーツ(約2800円から3200円)でカラオケができる。個室は別料金がかかる。だいたい500バーツ(2000円)なので、個室を利用する際は複数人数がいいだろう。一人で行く場合は、スナックのように、公共スペースのようなところで飲み、少しだけ仕切りがあるソファで嬢と飲むことになる。
お店のシステムは簡単。入店したら、まず嬢がバーッと並ぶので指名する。そして、席に座って歌う、または歌わないで嬢と会話を楽しむことができる。
少し注意なのは、レディースドリンク。嬢は、客からおごってもらうといくらかのお金をお店からもらえるらしく、ねだる嬢が多い。1杯200バーツ(800円)なので、1時間当たり2杯から3杯くらいにしておくのが得策である。ねだられても、歌を歌わせておいたり、違う話題を振るとかしてごまかしておくのが良い。とはいえ、あまりにケチりすぎると、嬢によるサービスが悪くなってしまうので、そこそこおごった方がよく、またお酒が入ると相手も気分良くなり、盛り上がるというメリットがある。
持ち帰り
これもそのままの意味である。時間が来るとママさんがツカツカと来て、カラオケの時間を延長するか、お会計にするか聞いてくる。お会計を選んだ時に、持ち帰るかどうか聞いてくるのだ。なお、嬢全員を持ち帰ることができる訳ではなく、一部は一緒に飲むだけとなる。
持ち帰る場合は、お店に800バーツ(3200円)を、飲み代とは別に支払う必要がある。いわゆるペイバー、バーファインと呼ばれるものである。名目上は、嬢が外に行っている間、お店は売り上げを立てられず困るので、お店側が客に請求するというものである。とはいえ、終点間際だろうがこの費用は請求されるので、もはや理由はよくわからない。この代金は交渉できるものでもないので、おとなしく払おう。
アフター
持ち帰りを選択した場合は、タニヤの近くで遊ぶことができる。ホテル直行もいいのだが、せっかくならどこかで遊んでいくというのも粋だ。タニヤ界隈には、ビリヤードやダーツができる場所もあり、ここで仲良くなっておくと良いのではないだろうか。タニヤのカラオケ屋に合わせて、こういったお店も深夜遅くまで営業している。
食事
日本食も忘れてはならない。タニヤには、タイ人向けの居酒屋もあったりするので、タイ人が普段どんな場所で飲んでいるのかを観察しているだけでも楽しい。例えば、こんなところがおすすめ。
- 居酒屋 剣心
- リンガーハット
- 大阪王将
- らあめん亭
居酒屋の剣心は、タイ人向けに営業している日本の居酒屋である。メニューは、タイ人が好みそうなものがある。例えば、カラフルな色のカクテルやサワーがある。料金もそれほど高くない。一人だいたい500バーツ(約2000円)以内で収まるのではないだろうか。タニヤだけでなく、バンコク都心部には何店舗もあるので、ぜひ旅行の際に訪れて、熱気を感じていただきたい。
らあめん亭もなかなかいい味を出しているジャパニーズ中華である。日本人が経営をスタートさせ、今は、タイ人の料理人が作っている。多少値段は張るものの、味は間違いない。私もお世話になった。おすすめは、マーボー丼と中華丼。だいたい300バーツ(1200円)あれば足りるだろう。
タニヤは、誰に向いているか?
カラオケ歌って盛り上がりたい人、お酒飲みながら女子と話してワクワクしたい人、複数人で盛り上がりたい人、こういう人にタニヤはおススメできる。一方で、行為してすっきりしたいという人にはちょっと向かない。なぜなら、必ずしもそういう子を見つけられないからだ。特にここ数年のタニヤは高齢化の傾向にあり、えっ!という人もいる。どうやら若い子は、コヨーテ(高級キャバクラみたいなお店)や、違うお店で働いていると思われ、どうも若返りしない。これは、日本人観光客が少なく、お店の売り上げも落ちているため、嬢に払えるお金も少ないということではないだろうか。現実は厳しい。。。
タニヤの未来
タニヤはどういう訳だか、日本人観光客向けになってしまったのだが、今後は、イヤでも韓国人や中国人をターゲットにするのが良いだろう。そして、カラオケのシステムも日本のものではなく、グローバル対応にする。どうしても日本人は貧乏になってきているので、お金を落とす額が低い。これではお店もやってられない。今のバンコクは、韓国人、中国人をよく見かける。彼らもカラオケは好きなので、彼らをターゲットにしない手はない。
あるいは思い切って、喫茶店にしてしまうという手もあるだろう。実は、昼のタニヤは、日本食飲食店に行くタイ人でにぎやかである。お昼に何もしないというのはもったいなく、この時間帯を例えば歌える喫茶店にするとか、アイドル喫茶にするとかして効率回転するとよいのではないか。そんな考えを巡らしている(笑)