シンガポールに滞在2年。日本に帰国してから約3か月が経とうとしている。日本について単純な比較で気づいたことを挙げていく
- 独自性が強い
- ギスギス感が半端ない
- 国家が信用できない
独自性
まず、独自性について。日本独特なものが多い。時にそれは個性と呼べるかもしれないが、あまりに独特なものは、孤立する。それを感じたのがお金の支払手段である。
レストランで食事をしたときに、あまりにも支払方法が多いのに気づいた。PayPay, Line Pay, Suica/Pasmoなどなど、、、正気かと(笑)おまけに「●天ポイントはよろしかったですか」ときたもんだ。うざすぎる。これほど乱立していても、慣れている日本人は気にしないのであろう。
シンガポールでは、どうだったか。Visa PayWaveまたはクレジットカードである。ほかにもGRAB Pay(タクシーアプリ系)などがあったがそれ程普及していなかった。日本は、何でも日本仕様にするのがお得意だが、支払手段もまさにそれではないだろうか。。世界に通用するようなものであればよいのだが。。
ギスギス感
2つ目に、ギスギス感。これは、満員電車やスーパーでの買い物など日常で感じることだ。まず2年ぶりに電車に乗って思ったことは、「おじさん・おばさんだらけ・・・」というのとは別として、コワい雰囲気だ。どうしてあんなにいかつい顔したり、目つきをしているんだ。ゾッとしたのを今でも覚えている。何が彼らをそうさせているのか。
国家への信用がない
3つ目に国家が信用できなくなってきているのではないか。30年にわたる経済の停滞。世界でぶっちぎりに給料が上がっていない国。止まらない少子高齢化のため、高齢者のための政策。ギスギス感の根本はここだ。明るい未来が見えない中、ゾンビのように毎日会社に行って帰る。そんな欲求不満が蓄積していき、いずれ爆発する。若者がデモを起こすのは遠い将来ではない