生活

なぜ日本人は英語が話せないのか

シンガポールは、ほとんどの国民が英語を話す

今回は、辛辣なタイトル。しかし、これは事実だし、実際シンガポールなどの東南アジアの人から見ても日本人は英語が話せないで有名。では、なぜ教育レベルが高い日本人が話せないか(英語ができないわけではない)、探っていこう。

日本での英語教育

日本での英語教育を見てみよう。最近は、外国人講師が教えている学校も増えているのだそうだ。でも、私が学生だった90年代から00年代の初めは、日本人による日本語での授業が主流だった。話すことよりも、文法に時間を注ぎ、受験対策として勉強している感じだった。英語を話し、活用することは目的になっていないのではないか。

それじゃあ、まずい、ということで外国人が講師になって英語で授業するようになった。おかげで、今の10代や20代はだいぶ話せるようになっているだろう。でも、まだ受験を目的とした勉強は変わっていないだろう。また、地方は先生も外国人や英語が上手な先生ばかりではないだろう。

普段から英語を話すことがない日本人

どうしても海外にいると、英語圏の国に限らず英語を使う。いや、使わなければならないのである。生活するうえで話せないことは致命的であり、生きていけないのである。

日本はどうだろう。英語を話せなくても生きていける。これは大きな違いである。これこそが、日本人が英語を話せない最も大きな理由だろう。話せなくて生きられる。不便が生じないのである。であれば、真剣に勉強しないし、定着もしないだろう。

完璧な英語を話そうとする日本人

完璧を求めるからいけないんだ、そういう人がいる。これは当たってるんだけど、そもそも完璧を求めている日本人は本当にどれくらいいるのだろうか。そもそも話す気ない人がほとんどではないだろうか。

完璧な英語は確かにいらない。実際、世界を見渡しても、完璧な英語を話す人の方が割合少ないほどだ。東南アジアを例にとれば、マレーシア人やベトナム人といった人が話している英語は、文法もおかしいし、発音も変だ。でも、通じるし仕事に困ることはなかったりする。

より大事なのは、話そうとする意欲だ。通じ合おうとする気持ちだ。

外国人との接触が少ない

そもそも、日本人は歴史的に外国人との交流が苦手だ。鎖国制度をとっていたくらいだし、現在も外国人は増えているとはいえ、他国と比べれば圧倒的に少ない。テレビでも日本は外国人を受け入れないことで有名な話である。

外国人がいなければ英語を使う機会も激減するし、なにしろ外国に興味を持つ機会が減る。そうすると英語を継続して勉強しようという気力もなくなる。

どうすれば、英語を話せるようになるのか

ここまでで、私が言いたかったことは、環境が大事である、ということ。日本人が英語を話せないのは、日本で日本人とばかりつるんでいるからだ。

環境を変えて、今すぐに海外に行こう。住むことが難しければ、毎月海外旅行にでかけよう。それも難しければ、オンラインで海外の学校に入校しよう。

オンライン英会話ももちろんいいが、これだけでは飛躍的に英語は伸びない。ある程度英語を話せる人が英語力を落とさないようにするにはいいかもしれないけれど、一気に英語を話せるようにしたいのなら、環境を変えなければならない。変えた方が良いというレベルではなく、変えなければならない。

海外移住するにはどうすればよいか

いきなり海外に住め、と言われてもどうやって!?と思うのが普通だろう。私のブログでは、海外に住むまでのプロセスや気をつけること、具体的なことも現地にいたからこそわかることを情報発信している。過去の記事も参考にしていただければ幸い!

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kiwami
海外在住経験を活かし、海外移住をもっと広めたい。 旅行、スポーツ、写真などのネタを投稿
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